先日、大学と弊社との産学協同企画が
無事終了いたしました。
“ yoccattaのトートバッグに載せる
SDGsメッセージを考える ” という企画で、
ファッション業界が抱えている
さまざまな問題を認識した上で、
各自、響かせたいターゲットを想定し、
コピーを考えていただきました。
優秀作品は、実際に製品化が予定されており、
最終審査に残った人・チームには、
審査員の前でプレゼンするという
発表会のステージが用意されました。
(学校や関係各社のご協力あってこそです)
1ヶ月ほど前の中間発表の時点では、
自分ゴトとして向き合いきれていなかった学生たちが、
伊藤からの直球の問いかけ( 問い詰め?)に反応して
各自の内面が撹拌され、
学校側も驚くほどの変容がおきたようでした。
そして、このイベントを終えて
私自身の感想は
当初の予測とは全く異なるものとなりました。
学び、成長する学生を “見守る” という立場ではなく、
共に “課題を解決していく者” として
課題はいつの間にか、自分にも向けられていました。
学生たちの等身大の言葉を浴びながら、
「 ・・・で、問題をつくってきたあなたは、これから何をするの?」
と突きつけられるようでした。
資本主義を邁進してきた大人たちが
持続可能な開発スタイルへとアップデートするより、
未来を生きる世代が目覚める力を信じて
大人は支える側にまわる方が
よき変化が速く訪れるだろうと
そう感じたのは … 私だけではなかったかもしれません。
大人たちは、上から目線と、知ったかぶりを止めて、
未来に責任を感じている世代の声に
本気で耳を傾け
真摯な姿勢で共創する時代が来ている、、、
そう確信できた
貴重な体験となりました。
ご参加いただいた方々、ご協力いただきました皆様、
本当にありがとうございました。
感謝の気持ちでいっぱいです。