yoccatta TOKYO のエシカルトライ日記

廃棄エアバッグのアップサイクルブランド『ヨカッタ トーキョー』のエシカルな日常を綴ります

yoccattaのエシカルSTORY … 3

『yoccatta TOKYO』のエシカルな歩み

[その3]自分たちの“当たり前”が、大きく変化することになったプロセスについてです。

 

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気づかされた『見えない価値』

 

「国産にしてください!価格が上がっても良いから…」

 

創業時、yoccatta は中国生産でした。工程が多く、思うほど価格を抑えられなかったこともあり、差別化できるように、” 見た目” にもこだわり製造していました。

ある時、「デザインやクオリティはこのままで、日本製にして欲しい!価格が上がっても良いから… 」と、要望がありました。

初めてのことで衝撃でした。『見えない価値』を意識する重要な出来事でした。

 

 

 

『日本の廃棄物』と 『made in JAPAN』  

 

日本の廃棄物を『海外に』持ち出さない!

 

廃棄エアバッグとシートベルトは、廃材として申請し、輸出していました。

 

2017年、中国は環境対策に舵を切りました。賃金も上がり、コストが国内 とさほど変わらない状況に陥りました。


『日本の廃棄物』を海外に持ち出さず、日本でデザインして、日本で作って、 日本で使ってもらえないか⁉︎ 確実にコストは上がる...でも、クオリティは安定する… 裁断クズの管理もできる…。

 

yoccatta は日本製に舵を切り、地産地消を目指すことを決意しました。